はてなハイクとTwitterを言及という視点から比較してみた

Twitterにおけるbotに対する言及をめぐる会話

 Twitterはてなハイクミニブログというカテゴリで括られる事が多いです。一見してよく似ています。しかし、実際に使ってみると使い勝手に差があります。この差はどこから来るのか? それについてちょっと考えてみたいと思います。
 きっかけはTwitter上でのid:koizukaと僕との会話ログ。id:yuisekiのpostが興味深かったので@で反応を投げてみたところ、そのpostに対しkoizukaさんから反応が返ってきました。

yuiseki @coyachi よりも @nicovideojp に向けてpostしたほうがいいかな 年1月20日(日)15時11分33秒
yuiseki @nicovideojp Watching: "ニコニコ動画(RC2)‐【初音ミクMEIKO電気グルーヴ「虹」【EMX-1・KP3・Kaossilator】"http://www.nicovideo.jp/watch/sm1911744 2008年1月21日(月)15時28分16秒
skashu*1 @yuiseki いいアイデア>@nicovideojp に向けてpost 2008年1月21日(月)15時32分38秒
koizuka @skashu ? 2008年1月21日(月)15時33分28秒
koizuka @skashu 右上に投稿でもするんかね 2008年1月21日(月)15時33分52秒
koizuka nicovideojp は右上テキストの bot だから、見てる動画を送りつける行為は本気でわけわからん 2008年1月21日(月)15時37分44秒
skashu @koizuka 読ませる範囲をうまく限定できるのではと。 2008年1月21日(月)15時38分22秒
koizuka @skashu そのような送り手による限定はうれしくないなあ 2008年1月21日(月)15時39分52秒
koizuka @skashu やるんだったら別途ニコニコ動画紹介 bot でも作ってリフレクトしてもらうほうがいいなあ 2008年1月21日(月)15時43分46秒
skashu skashu @koizuka ひらめいったーとかsnewsみたいなのですか。良いと思ったのは、つぶやき範囲を限定できる、読みたければallで、みたいなオプションが増えるところです。 ... 2008年1月21日(月)15時47分40秒
koizuka @skashu 用途限定の bot account なら、欲しい人は follow すればいいので完全に意図と結果がリンクする。違う用途の bot にひっかけるのは美しくないなあ ... 2008年1月21日(月)16時50分24秒
koizuka @skashu リフレクトも不要だな。 context を限定するための代理アカウントとしてだけ作ればいいのか。 2008年1月21日(月)16時56分52秒
skashu @koizuka そういうことが可能ということですね。ハイクかジャイクでやればいいのかもしれないけど。 2008年1月21日(月)17時0分19秒
koizuka TODO( 嘘 ): アカウント nicomiteru を作成し、皆が「見てる」のときにそこに @ で書くようにする。 follow しなければ、自分の follow 先の「見てる」発言が目に入らなくなる (ALL @ reply にしなければ ) ... 2008年1月21日(月)17時4分13秒
koizuka TODO( 嘘 ) つづき : nicomiteru は、誰も follow しないし、反応もしない。ただ @ による伝達範囲の限定のための context 限定用アカウント。 ... 2008年1月21日(月)17時6分37秒

 botのアイデアは興味深いですが、僕はむしろ別の事を考えていました。それははてなハイクTwitterの違いについてです。言及という視点から何か面白いアイデアが出てこないかなと思ったのです。

考察

 上の会話で思いついたことを箇条書きにしてみました。うまくまとまらなかったけどとりあえず書いておきます。

  • はてなハイクTwitterとの違い
    • Keywordの有無
    • スターとfav
  • はてなハイクではKeywordAに対しUserBが書き込む
    • userCがそれを読む為にはkeywordAもしくはUserBをfollowしている必要がある
      • UserCのタイムラインに流れてくる発言はAとBのOR演算
      • Keywordには小カテゴリとしてUserIDKeywordが含まれる
  • TwitterではUserAに対しUserBが@を使って書き込む
    • UserCがそれを読む為にはUserAおよびUserBをfollowしている必要がある
      • UserCのタイムラインに流れてくる発言はAND演算
        • ただし、ALL @ reply にしていない場合
  • Twitterにおける@は、はてなハイクにおけるIDコール + UserIDKeyword
    • IDコールはUserAがUserBに言及された時、UserAに通知する
    • UserIDKeywordAがUserBに言及された時、AをfollowしているUserCのタイムラインにUserBの発言が流れてくる
  • はてなハイクにおけるはてなスターは、Twitterにおけるfollow + fav
    • この問題はまた今度
  • Userの扱い

*1:僕。