ジョージ・R・R・マーティン『七王国の玉座』

七王国の玉座〈上〉―氷と炎の歌〈1〉 (氷と炎の歌 (1))

七王国の玉座〈上〉―氷と炎の歌〈1〉 (氷と炎の歌 (1))

七王国の玉座〈下〉―氷と炎の歌〈1〉 (氷と炎の歌 (1))

七王国の玉座〈下〉―氷と炎の歌〈1〉 (氷と炎の歌 (1))

  • 大河ファンタジーシリーズ「氷と炎の歌」の第1巻。
  • 特にこれといった特徴のないファンタジー小説&クソ長いので敬遠したたんだが読み始めるとジェットコースター。
  • 複数の国とそれぞれの領主の家系にあたる人々の視点が交錯しながら進んでいく。
  • この巻ではスーパーナチュラルな要素がほとんど登場しないこともあって、ノリが歴史小説。「乱世である。」とか言う始まり方でもいいよ。
  • 好きなキャラは小鬼(インプ)ことティリオン・ラニスター。体のハンディで引けを取らない為に繰り出す減らず口が小気味良い。傭兵のブロンとの下品な会話サイコー。
    • この辺の会話の面白さはミステリっぽい。
  • タイトルの「氷と炎」ってのはジョンとデナーリスの事なんだろう。けどこいつら、北端と南端にいるので七王国の争いにほとんど参加してねー。いいのか。
  • 謎の達人シリオ・フォレルの活躍はもうちょっとみたい。老騎士バリスタン・セルミーとかも。続きに期待。